みなさん、どうもGPA3.9の管理人のNKです。
大学生になってから良い成績の取り方について書いていきます。
ちなみに高校は偏差値50程度の高校で入学時は下から2番目の成績でした。しかし、大学院は旧帝大に進学し入学時には一桁順位でしたので、学業だけで見たら人生逆転することは誰でも可能だと思います。
1GPAについて
GPAというものをご存知ですか?
GPAとは、「Grade Point Average」の略で大学の成績を数値化して表す指標のことです。
大学によっても異なるのですが、概ね素点60〜69点を1、70〜79点を2、80〜89点を3、90〜100点を4としたものの平均がGPAです。
正直な話として大学院などに進学するのでなければあまり必要ありません。なのでGPAが高いからといって必要のない人からしたら無用の長物でしかありません。
しかし、他者からつけられる点数なので高いに越したこともないのかと考えたのでネタの一つとして書くことにします。
ちなみに、私は法学部の出身です。なので他学部のことは分かりませんのでご容赦ください。
では、法律学の勉強法の話をしていきます。
法律といっても、民法や会社法に刑法とさまざまな法律を学んでいくことになります。
法律の上位概念である憲法も法学部では学びます。
1年生の頃は基本的に必修科目ばかりで憲法、民法、刑法のいずれも単位を取得しないといけません。しかし2年生以降はある程度の裁量があり、政治学や経済学などの隣接科目の講義を受けることもできるので法律が多少苦手でもGPAを稼げます。
実際にNKは政治学で積極的に点数を獲得しにいって、法学では低い点数を取らないように先生や評価システムを選んで講義を受けていました。
2法律を学ぶ際の総論
総論として、法律を学ぶ際には繰り返しや反復作業が必要です。何度も同じ条文に触れることで、憲法の21条には表現の自由に関する規定があるとか、刑法199条には殺人罪に関する規定があることを体に染み込ませていきます。
一部の理系の方に伝わるようにいうと、インターレスGIFのようなものです。
つまり全体像を描いてから、各部を詳細にやっていくというやり方が良いです。
一度、法律学を学ぶと最初から逐語的に理解するのは無理ゲーだということがわかります。
例えば、あらゆる資格試験でも問われる民法という法律があります。この法律はパンデクテン方式(パンデクテン体系)を採っており最初に各編に共通する事柄を総則編としておくことで繰り返しの説明や条文の膨大化を避けています。
具体的には、民法は第1編総則、第2編物権、第3編債権、第4編親族、第5編相続から構成されています。つまり、第1編の総則に「人」とは何かや「物」とは何かが記載されていて続く第2編や第3編に登場する概念の先取りをしています。
第2編に実際に動産や不動産といった「物」を扱う規定が置かれており、このことを理解してからでないと総則の規定内容が分からないという事態が発生します。
なので民法を学習する際は一度、少なくとも第3編の債権編までやってからでないと最初にやる総則の理解ができないということです。
3法律を学ぶ際の各論
各論としては興味があることから始めてみるのが良いという話をします。
中学と高校で憲法は社会科の授業で扱って少し知っているからとか憲法を学ぶとか、将来的に弁護士を目指していて弁護士は仕事で慰謝料や損害賠償、離婚や相続など民法に関することを多く扱うので民法から勉強しようとか、そのような感じですでに興味を持っていることを学ぶのが挫折も少なく、かつ、試験で高得点を取りやすいように思います。
4その他
他にも大学近くに住居を構えるや向学心のある仲間を作るといった方法も良いと思います。しかし、変に溜まり場になってしまったり、付き合いで出費がかさんだり、そもそも相手が向学心があるか否か分からなかったり難しい面も否定できませんので、やはり独学できる環境とメンタルを手に入れるのが優先かと思います。
金銭的な問題があるとIQが20ポイントも下がってしまうという研究もありますので、必要な場合は給付奨学金などがないか大学の当局に聞きにいくこともお勧めします。
ちなみにNKは親からの金銭的援助は一切受けずに大学院までいきましたので、知見のある人に相談してみることが大切だと実感しております。なので学業には直接の関係はないですが、事務課や教務課、奨学課などの担当者と仲良くなるという戦略もあるのではないでしょうか。